日記・・・身近な暮らしで

来てくださって、ありがとうございます。
暮らしの中で見たことや感じたこと、考えたことを
私のメモのつもりで書いています。

 今の状況を普通に考えれば原発は必要がない、の思いにいたる。
長崎市長が「放射能に脅かされない社会を」と訴えられたことをじっくり考えたい。
青い文字の部分は、東京新聞からの転載。

夏の節電 見据えよう「原発ゼロ」 (東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012082002000129.html

2012年8月20日

 東京電力の原発事故から二度目の夏。節電が定着し、ピーク需要が事故以前に比べ一千万キロワットも下がっている。関西電力以外の原発はすべて止まったままだ。原発ゼロ社会を見据える好機としたい。

 事故の前年、二〇一〇年夏の東電のピークは五千九百九十九万キロワットに達した。今夏は七月二十七日の五千三十八万キロワットが最大で、五千万キロワットを超えたのはこの一日だけだ。それ以外は猛暑日でも四千九百万キロワット前後と、供給能力の八〜九割に収まっている。

 電力消費は企業活動が本格化する九月に向かって増える傾向にあり、楽観は禁物だが、昨夏から続く一千万キロワット規模の節電は揺らいでいない。工場や商店、家庭を問わず、エアコン、冷蔵庫の設定温度を調整して冷やしすぎに気をつける。こまめに消灯する。地道な省エネの積み重ねが、原発十基分にも相当する節電を支えている。

 東電の供給地域は首都圏を中心に一都八県。事故直後には計画停電が実施された。放射性物質が飛び散り、除染作業を強いられた地域も少なくない。こうした体験が節電文化を育んだというべきだ。

 現在、日本の原発は再稼働した関電の大飯原発を除き、すべて止まっている。管内にトヨタ自動車を抱える中部電力は、需要に対する供給余力を示す予備率が一時7%前後にまで下がったが、なお余裕を残している。原発ゼロ社会に等しい今の日本の姿であり、原発に頼らない社会に向けた実験の真っただ中にあるようにさえ映る。

 経済界は危機感を募らせているのだろう。経団連の米倉弘昌会長は、三〇年の原発依存度として政府が示した「0%」「15%」「20〜25%」の選択肢を牽制(けんせい)した。依存度を下げれば代替する天然ガスなどの調達費がかさんで電気料金が高くなり、企業の海外進出、雇用悪化を招くとの批判だ。

 コストばかりに目を奪われる経営者の域を出ていない。高放射線量によって十六万人もの福島県民が故郷を追われた「人間の被害」の視点も抜け落ちている。燃料が高いのなら、電力業界や商社とともに中東、マレーシアなどよりも三〜四割安い米国産シェールガスの輸入を実現する。それをリードするのが経団連の役割だ。

今、求められるのは長崎市長が訴えた「放射能に脅かされない社会」ではないのか。限りなく原発ゼロの今を直視しながら、国民一人一人がエネルギーの将来をじっくり考える。残りの夏をその機会に充ててみてはどうだろう。
 



2012/08/21 (火) 11:18 | 原子力発電
- | comments(0)
議員勉強会として原子力情報室で紹介されている。
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1374

講師:渡辺満久さん・東洋大学教授(地形学)

活断層は、地形からわかり、ずれを起こすことや、島根原発近くの断層の問題では、2006年に島根に来て地形を見るまではきちんと調べてあるものと思っていたが、地形を見ると実際の長さよりも短いとされていてこれほどずさんな調べ方だとは思わなかったこと、島根原発の近くを掘ってみたら平安時代ごろ、出雲大社をひっくり返した地震の断層などみつかった。国内のほとんどの原発(玄海以外)の近くに活断層があることが、わかっており、危険な状態になっているなど、話されている。



2012/05/30 (水) 23:06 | 原子力発電
- | comments(0)
  広報いずも(2012.2.20発行)で、出雲市原子力防災訓練の開催のお知らせが掲載された。
青い文字の部分は広報からの転載。

「出雲市原子力防災訓練を開催します」

日時 3月10日(土)13時〜16時15分

第1部 平田地域伊野地区の避難訓練(13:00〜14:00)

第2部 説明会・講演会(14:00〜16:15)
     会場:平田プラタナスホール
  
  ◆説明会(14:00〜)
    「出雲市民の安全確保等に関する協定について」
                 出雲市防災交通課
    「島根原子力発電所津波対策の状況について」
                 中国電力(株)
  ◆講演会(14:50〜)
    「仮称原子力防災について」
      講師:財団法人 日本原子力文化振興財団
※説明会・講演会は興味のある方ならどなたでも参加できます(入場無料)
  おたずね/防災交通課 TEL 21−6606


2012/03/01 (木) 12:07 | 原子力発電
- | comments(0)
中国新聞オンラインより (青い文字の部分)

引用元
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201201270084.html



中国電力も全原発停止 島根2号機が定検

 中国電力は27日未明、定期検査のため、島根原発2号機(松江市、82万キロワット)の運転を停止した。
中国電力管内の全原発の停止は、2010年3月に発覚した点検不備問題の際に島根原発1、2号機が運転を停止して以来。定検中の1号機、建設中の3号機を含め、3基とも運転のめどは立っていない。
国内の商業用原子炉54基のうち、稼働しているのは北海道電力泊3号機(北海道)と東京電力柏崎刈羽6号機(新潟県)、関西電力高浜3号機(福井県)の3基となる。4月下旬までに全基が止まる見通し。
中国電によると、2号機は配管のひび割れ対策など定検に伴う工事を6月中旬までに終える予定。運転再開前に「安全評価(ストレステスト)」の国への提出や地元の理解を得る必要があるため、定検の終了や再稼働の時期は「未定」としている。

 中国電は今冬の電力需給について、最大需要を1058万キロワットと予測。2号機停止後の供給力は1201万キロワットで、余力を示す予備率は13・5%あり安定供給できる見通し。

 関西電力への55万キロワット程度の電力融通は続ける方針で、19日から始めた九州電力への電力融通についても「日々の需給を見ながら対応する」(中国電力広報担当)としている。



2012/01/27 (金) 23:00 | 原子力発電
- | comments(0)
 「食べものと放射能のはなし」の講演会が開催される。

呼びかけ文
 胎児や子どもは、大人の何倍もの放射能の影響を受けます・
 「知らなかった。知らされなかった。知ろうとしなかったわたしたちが、ここにいる。それはすべて
 丸ごと背負って、わたしたちは、いま、ここから、再びのはじめの1歩を踏み出さなくてはならない。」
   
講師  安田節子さん(食政策センタービジョン21代表)
       プロフィール
         日本消費者連盟で反原発運動、食の安全と食料農業問題を
         担当。
         2004年、市民団体「食政策センタービジョン21」を設立。
         埼玉大学非常勤講師
         日本有機農業研究会理事、遺伝子組み換え食品に関する
         著書多数。

松江会場   日時  2012年1月26日(木) 10:00〜12:00
         場所  カラコロ工房 地下金庫大会議室

出雲会場   日時  2012年1月26日(木)14:00〜16:00
         場所  出雲市民会館  301号室

主催「食べものと放射能を学ぶ」準備会
     問い合わせ先  (有)影山製油所   0853-21-2053

     


2012/01/13 (金) 10:15 | 原子力発電
- | comments(0)
 


当初、中電は近くに考慮すべき活断層は「存在しない」としていたが、1998年、原発の南約2.5キロに長さ8キロの「宍道断層」の存在を認める。
2004年には10キロ、2008年には22キロに延長。
その都度、国も長さを承認した。

引用元


http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20110530142528357_ja



2011/12/06 (火) 09:23 | 原子力発電
- | comments(0)
 10月26日、原発の日、中電島根支社前で座り込みをしている参加者に、中電広報担当者が執拗に写真撮影していたことを当日参加した木村衣月子から聞いた。

フクシマ以降、ひとたび原発で事故が起これば築き上げた日常の暮らしを失い見えないものとの戦いに明け暮れる生活を強いられる現実を知ってしまった。また、同じような事故が起きれば私たちはもしかしたら国を失ってしまうかもしれないという不安になんとか反対の意思表明をしなければ、と行動している。そうして立ち上がった市民に承諾もなしに「写真を撮る」という行為は、強い圧力以外何ものでもないと思う。

以下の青い文字の部分は「原子力発電の日、島根支社前座り込み参加者に対する写真撮影について謝罪を求める申し入れ・公開質問状

・・・・・・・・・・・・・

中国電力株式会社

社長 苅田知英  様

 

子どもの人権オンブズパーソン

代表 木村衣月子

 

 

原子力発電の日、島根支社前座り込み参加者に対する写真撮影について

(謝罪を求める申し入れ・公開質問)

 

 

私は、去る102612時より、貴社島根支社前で島根原発の廃炉を求める座り込みに初めて参加しました。福島第1原子力発電所の恐るべき放射能放出事故について知れば知るほど、原発と命は相容れない、子どもたちの命を守るためには、身体を張っても島根原発を止めなければならないと思ったからです。

ところが、その座り込みの30分ほどの間、私たち参加者に向けて、島根支社広報担当者が執拗にカメラを向け、撮影を続けていたのです。 驚いた私は、抗議の意味も込めて、携帯でその姿を撮り返しました。(添付資料) しかし、当広報担当者は最後まで、撮影を止めませんでした。

一体、何のために、多くの写真を撮る必要があったのでしょうか?

担当者は本社に様子を報告するためといっていましたが、なぜ、撮影場所も移動しながら、あれほど長時間、多くの写真を撮る必要があったのでしょうか?

もし、1枚1枚に、私たちの顔が映っていたとしたら、それは、一体何に使うためだったのでしょうか?

非常な不安を覚えます。

これは肖像権の侵害ではありませんか?

私は、人権に関する問題だと思います。

 

そこで、今回の件について、謝罪を求めるとともに、以下の通り、質問しますので、117日までに、上記事務所まで文書にてご返答下さい。

 

 

 

 

一、1026日、島根支所前における座り込み参加者に対して、長時間カメラを向け続けたことに対して、謝罪してください。

 

二、1026日に撮影したフィルムそのものをすべてカットすることなく、当方に確認させてください。

その上で、原本もコピーもすべてを廃棄処分してください。

 

三、以下の質問に真摯にお答え下さい。

‖仁未亮命浸1討量榲は何ですか。

∋1萄僂澆離侫ルムをどこで、どう、管理するつもりでしたか。

 2甬遒砲いても今回と同様に、デモやや集会等の参加者を撮影または録画し、保管していませんか。

 せ臆端圓竜可なく、撮影・録画・保管することは、肖像権の侵害に当たり、コンプライアンスに関わる問題であるとは認識しませんでしたか。

 

四、集会やデモ等の参加者に対して二度と再び、このような撮影をしないよう確約してください。






2011/11/03 (木) 00:55 | 原子力発電
- | comments(0)
  昨日は、高山幸子と共通の知人のお見舞いに雲南市まで出かけた。
幸い、知人は快方に向かっていて、今月いっぱいには退院とのことで安心した。
帰り道、高山が、ガソリン代のかわりに、お菓子とコーヒーをご馳走してくれた。
コーヒー屋さんは、松江市内でいろいろな催しがあったのでにぎやかだったせいか注文したものがなかなか届かず、その間、いろいろな話をした。

私たちは、子ども・若者支援法にもとづき県が新しいビジョンを国の考えを理解せず、相も変わらずこれまでの青少年健全育成の考え方でいこうとするのではないかと心配している。
でも、なにをどうしたら、いいのか、なかなかいい考えが浮かばなかった。

また、それ以上に心配なのが、島根原発の問題だった。
稼働中の2号炉がなんとか、運転中止になり、少しでも安心できる状態になってほしいと思っているのに、その願いはなかなか叶いそうにない。
どちらからともなく、原子力防災訓練の話になった。

「原子力防災訓練、これから、どうするんだろうね」
「学校への通知が、ファックスだったよね・・停電になるのにね」
「その前に、事務室でたえずファックスをチェックできるかもわからないって思ったよね」
「防災無線をなんで使わないだろうね」
「でも、たとえ、事故の知らせが届いても校内放送だって、停電だから、子どもたちや先生にどうやって伝えるんだろう?」
「第一、オフサイトセンターが10キロ以内のところにあることすら、おかしいよね」
「もし、オフサイトセンターを作るとしたら出雲かな?」
「バスで移動する訓練もあったけど、福島でも避難する車が渋滞していたよね」
「福島よりずっと人口の多い松江ではバスを小学校や公民館に移動させるだけでもむずかしいよね」
「この前、弥栄であった市民講座で井口先生が、『朽ちる、インフラ』という本を紹介されたけど、大橋川にかかる橋が崩れたら、避難することもできなくなるよね」
「それとヨウ素剤の服用が今回の事故でも言われたけど、島根原発の訓練のときに専門家が副作用があるから、医師の診断が必要とも言っていたけど、」
「そうだったね、そっちもこわいね・・・」

「まじめに原子力防災を考えたら、原発の存在そのものを考えないといけなくなるね」



2011/10/10 (月) 17:49 | 原子力発電
- | comments(0)
  先週の出雲すこやか会のグループ連絡会は、ちょうど有原公園の桜が満開だったので健菜でお弁当を買って、会議後にお花見をした。

会議は、いつもの事務作業や連絡を終えた後に、私のほうからは京大原子炉研究所の小出裕章さんが話されたものがネット上にあったのでそれについて伝えた。
会員からは、福島原発の事故についていろいろな意見が出た。

実は、出雲すこやか会では、チェルノブイリ後、全国的に高まった反原発の市民運動の片隅で細々だったが、反原発の活動に関わる会員が私も含めて何人かいた。その高まりのなかで、農・食・医を考える連続講演会(1988年12月開催)で「廃炉にむけて」の著者でもあり環境問題研究家でもある綿貫礼子さんをお招きした。
演題は、「生命と環境問題」第9回 。 

そうした講演会や小さな学習会を重ねていろいろなことを学んだ。

原発でも農薬の化学物質でもそれを使いたがるのは、経済至上主義の真っ只中にいる男性たちであり、そのツケを真っ先に受けるのが子どもであり、女性である、ということも身にしみるほどわかった。

私たちは、わかっていても変えることができない現実に打ちひしがれては、少しののぞみにかけて
また、立ち上がったりひるんだりを繰り返してきた。
そして、今がある。
会員の言葉は、ひとつひとつ重かった。 

誰かが、「すこやか会の図書に小出さんのものがありませんか?」と言ってくれたので後で図書を探してみると原発関連のものが何冊かが出てきたが小出さんのものはなかった。
その代わり、本棚の奥から今でも役に立つ原子力関連の書籍がいろいろ出てきた。
綿貫さんの「廃炉にむけて」、今は故人になられた高木仁三郎さんの「科学は変わる」広瀬隆さんの
「棺の列島」プルサーマルの講演会で出雲にもお呼びした小林圭二さんが西尾漠さんと共同で
書かれた「プルトニウム発電の恐怖」など。

小出さんのものは私が手元においていた「技術と人間」の2002年5月号の「16年目のチェルノブイリ」の特集で「原子力発電所で大事故が起きるか」と題して、事故は常に予測をこえる、ことなどについて書いておられる。 

週末を利用してそれらを読み直してみたが、恐れていたことが現実となった今では、なかなか平静な気持ちで読むことができなかった。

来年も桜は変わらず咲くに違いないけれども、それを見る私たちは、どのような現実におかれているのか考えてみるが、思い描くことができない。   


2011/04/18 (月) 12:15 | 原子力発電
- | comments(0)

 「原発は、安全」と言い続けた学者の皆さんがとうとう陳謝される事態に至った。

御用学者の皆さんは、少しぐらいのことでは、揺らぐことはなかった。
それだけに、そろって陳謝されることは、今回の事故は、深刻であることがわかる。
原発立地地域である島根県民も、安全でない原発についてこのまま受け入れていくかどうか、考えるときに来たと思う。
転載は青の部分

引用元
http://www.j-cast.com/2011/04/16093099.html?p=all
2011/4/16 13:17 :J-CAST

東京電力の福島第1原子力発電所の深刻な事故を受け、政府の原子力安全委員会の歴代委員長を含む原発推進派学者の重鎮たちが原発の「安全神話」崩壊に懺悔を繰り返している。特に元原子力安全委員長の松浦祥次郎氏や前原子力委員会委員長代理の田中俊一氏ら原発推進の学者16人がこのほど、異例の緊急提言を行った。

「原子力の平和利用を先頭だって進めてきた者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝する」との謝罪を前面に掲げた提言の内容は政府や東電の発表よりも今回の事故を深刻に受け止めており、緊迫感が伝わってくる。

大量の放射能を閉じ込めるのは極めて困難、と認める

「私たちは事故の推移を固唾を飲んで見守ってきた。しかし、事態は次々と悪化し、事故を終息させる見通しが得られていない」「膨大な放射性物質は圧力容器や格納容器内に拡散・分布し、その一部は環境に放出され、現在も放出され続けている」 「特に懸念されることは溶融炉心が圧力容器を溶かし、格納容器に移り、大量の水素ガスの火災・爆発による格納容器の破壊などによる広範で深刻な放射能汚染の可能性を排除できないことである」
提言は、水素爆発などで格納容器が破壊され、放射性物質が長期にわたり国土を汚染する可能性を指摘している。日本を代表する学者たちが、チェルノブイリ原発事故級の最悪の事態を想定していることがわかる。

16人は東京大学名誉教授、京都大学名誉教授、東京工業大学名誉教授など錚々たるメンバーで、原子力安全委員会や原子力委員会の歴代委員長や委員を務めるなどした日本を代表する原子力の専門家たちだけに、発言には重みがある。

特に気になるのは、「当面なすべきことは原子炉及び使用済み核燃料プール内の燃料の冷却を安定させ、大量の放射能を閉じ込めること。これを達成することは極めて困難であるが、これを達成できなければ事故の終息は覚束ない」と述べた点で、有効な解決策を見いだすのが難しいことを自ら認めているとも受け取れる発言だ。

2011年4月1日、会見した田中俊一氏は「原子力の平和利用を進めて、まさかこういう事態、これほど国民に迷惑をかけるような事態は予測していなかった。結果的にこういうことになっていることについて、原子力を進めてきた人間として、国民に謝らなくてはならないという気持ちは、みんな持っていると思う」と心境を明かした。

田中氏は提言をまとめた理由について「(我々は)余計なことを言わなくてもいい年齢だけれども、黙っていられないと。とにかく早くこの状況を抜け出して頂きたいという思いでまとめた」と述べた。学会で地位も名誉もある学者たちが、自分たちのこれまでの仕事を全否定するような今回の提言や会見が、事故の深刻さを物語っている。

原子力安全委員会では、歴代OB、現役首脳も自己批判

提言は、最後に事態打開策について「当面の難局を乗り切るためには、関係省庁に加え、産業界、大学等を結集し、我が国がもつ専門的英知と経験を組織的、機動的に活用しつつ、総合的かつ戦略的な取り組みが必須である」と指摘する。

提言に加わっていない原子力安全委員会前委員長の鈴木篤之氏(日本原子力研究開発機構理事長)も4月6日、衆議院経済産業委員会に招致され、「国民にたいへん申し訳ない。私にとって痛恨の極みだ。この事故を反省し、よく考えていかないといけない」などと反省の弁を述べている。

原子力安全委員会では、歴代OBに限らず、現役首脳も自己批判に追い込まれている。斑目春樹委員長は、やはり6日の衆議院経済産業委員会で、「今回の事故を深く反省し、二度とこのようなことが起こらないよう指導していきたい」などと弁明に懸命だった。
 



2011/04/16 (土) 16:25 | 原子力発電
- | comments(0)
<< | 2/9PAGES | >>