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2017/05/31 (水) | -
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  きょうは、「出雲市松くい虫被害対策地区連絡協議会」が市役所で開催された。
マツノザイセンチュウ説をかたくなに信じて農薬散布にこれまで日本全国で約1600億円の税金を投入してきたのに松枯れは、収まるどころか、ますますひどくなっている。
なぜ、見直すことにならないのか、不思議でならない。

きょう発表された24年度の事業実績も25年度の計画も判で押したようにほぼ同じ方法で同じお金が費やされている。
内容は、薬剤樹幹注入(77,083)、抜倒駆除(12,540)、抵抗性松等の植栽(3,000)、危険木処理(9,000)など。単位は(千円)
そのすべてがマツノザイセンチュウ説に基づく事業だ。
そうこうしているうちにナラ枯れも広がっている。
まさか、また、農薬散布でなんとかする、ということはないだろうけど、これまでの経緯を考えると不安もある。

大内正伸さんの「植えない森づくり」によればマツもナラも菌根菌と深い共生関係を持っている樹種だそうだ。細根が死に、菌根がなくなる原因は、富栄養化だけでなく酸性雨などの問題も考えられる。
酸性雨の問題は、ずっと以前から松枯れの原因としても取りざたされてきた。
その上、自然の遷移も考えられると言う。「マツ→落葉広葉樹→照葉樹」という自然の樹種転換がもたらす遷移だ。
このように松枯れは、様々な要因が考えられるのにかたくなにマツノザイセンチュウ説だけに特化して多額の予算がつくのが、よくわからない。

松枯れの原因は、マツノザイセンチュウではないと考える専門家の声にも耳を傾けてほしいと思う。

大内さんはその著書の中で、年輪を持つかたい木を食い破る口をもっていないザイセンチュウがどうやって後食の傷によって作られたヤニの中を泳げるのか。そして幹部に到達できるのか?
.ミキリがかじった枝から線虫が樹脂道に侵入できるのは、全体の1割程度(あとはヤニにやられて動けない)
∪虫が樹脂道を速いスピードで移動するというのは、物理的に不可解に思える。
さらにカミキリが枝をかじっているとき後食時、センチュウは、すぐに出てこない。

大内さんは、これらのことを考えれば「カミキリが枝を食べているときセンチュウがマツに乗り移り、膨大な数でマツの全体に移動していく」というのは、確率的に大変低いと考えられる、との結論に達しておられる。
その上で、幹で発見されるマツノザイセンチュウは、マツが衰弱して幹から樹脂を出さなくなったマツにマツノマダラカミキリが産卵、そのときにザイセンチュウが、幹内に入り込んだ、との考え方を示しておられる。

同じような考えを持つ在野の研究者がブログでも書いておられる。
http://blog.goo.ne.jp/mienaihosi/e/21cf095d24f03f5138810c3674d091a3









2017/05/31 (水) 17:25 | -
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