日記・・・身近な暮らしで

来てくださって、ありがとうございます。
暮らしの中で見たことや感じたこと、考えたことを
私のメモのつもりで書いています。

一定期間更新がないため広告を表示しています



2018/06/01 (金) | -
- | -
 松枯れ対策に農薬空散以外の方法が、これからも出てきそうだ。
以下は、日本農業新聞(2012年5月31日)から 

松くい虫媒介するカミキリムシ退治 「被害木と天敵」密閉 繁殖源を絶つ 島根県が防除技術考案   
     
 島根県中山間地域研究センターは、松くい虫(マツノザイセンチュウ)を運ぶマツノマダラカミキリを、天敵のボーベリア菌で簡単に退治する技術を考案した。繁殖源となる被害木と菌の付いた不織布を一緒にしてビニールシートで密閉するだけだ。試験では、カミキリムシの駆除率が9割を超す高い防除効果を示した。松は県内で田畑の防風林として使われることが多く、センターは技術の普及に力を入れている。

 県内では、海岸部を中心に田畑を塩害から守る役割を松林が果たしている。近年、松くい虫による枯死で、年間2万立方メートルの松が失われているのが現状だという。


 センターは、松くい虫を運んでくるカミキリムシを防除するのが被害軽減に結び付くと判断。ボーベリア菌に触れると死滅する性質に着目し、防除技術を考案した。

 松くい虫が枯死させた木でカミキリムシが繁殖し、幼虫も生息する。この性質を踏まえ、防除法は(1)被害木を30〜40本束ね、菌の付いた不織布(長さ50センチ、幅2.5センチ)をかぶせる(2)成虫が出ないようビニールシートで密閉する――と簡単だ。目安として被害木1立方メートル当たり4枚の不織布を使う。羽化する直前の5月上旬から9月末に設置すると、最も効果が高いという。

 センターが2年間かけて行った実証試験では、この防除技術で駆除したカミキリムシは、被害木を束ねただけの対照区に比べ10倍以上多かった。2年間の平均駆除率は、試験区の95%に対し、対照区では26%だった。

 林晋平主任研究員は「密封することで、虫が菌と接触する機会が増える。シートから逃げ出しても、14日以内に死ぬ確率が高い」と指摘する。

 菌の付いた不織布は現在、県内の森林組合やJAなどが販売している。価格は被害木1立方メートル当たり7000円。薬剤を用いる技術に比べると、3倍のコストがかかる。林主任研究員は「薬剤散布は人の出入りが多い場所では使いづらい。手軽さを知ってもらい、普及につなげたい」と展望する。





2018/06/01 (金) 22:23 | -
- | -
同じカテゴリの記事
この記事へのコメント

コメントする