日記・・・身近な暮らしで

来てくださって、ありがとうございます。
暮らしの中で見たことや感じたこと、考えたことを
私のメモのつもりで書いています。

一定期間更新がないため広告を表示しています



2018/06/01 (金) | -
- | -
  先日、NPO法人YCスタジオの主催(共催 松江市教育委員会)で、「不登校・引きこもりを考えなおす」の講演会が、開催された。

講師は、児童・青年期専門の精神科医、高岡 健さん。

この日、最初に話されたのは、今年の1月9日、戸塚ヨットスクールに入寮中の男性が自ら命を絶った、という事件についてだった。戸塚ヨットスクールは、30年前にも訓練生4人が死亡・行方不明になった事件を起こしている。また、昨年の12月には飛び降りて重症、2年前にも飛び降りて自殺などの
事件が起きている。高岡さんは、戸塚ヒロシさんはヨットマンとしては、優れた人だったかもしれないが、ひとりの訓練生がたまたま優秀でその子が不登校であったことから、このことが、ほかの不登校や引きこもりの若者たちにすべてがあてはまると思い込んでしまい、人は、ひとりひとり全部違うのに勘違いしてしまった。
戸塚ヨットスクールでは、不安定なヨットで訓練すれば脳幹を鍛える、というような誤った理論でも子どもを追い込んでいった。

今は、親の世代にモデルがない時代。親と同じように生きれば大丈夫と思い込んでいる大人がいて、せっかく、不登校や引きこもりをして自分との対話を深めようとしている若者たちのじゃまをしてしまう。  

学校が社会に適応していないがゆえに 社会の中の子どもにも適応していないことが、登校拒否の本質であり、定義で、子どもが学校に適応していないのではない。 

ひきこもりには、ふたつのタイプがある。不登校の延長線上で引きこもっている場合と、学生時代は不登校には無関係で20歳過ぎてあるいは30歳代になって引きこもる場合と見かけはまったく違っている。
不登校からずっとそのまま引きこもっている場合は、せっかく不登校をやっているのにその期間を十分のびのび過ごすことができなかった場合。
後者の場合は、人生には常に小さく引きこもっていく期間が必要で、それが十分にできなかったときには、まとめて引きこもる必要もある。

高岡さんの著書である「不登校・ひきこもりを生きる」の中に、中学生にむかって話しておられる章がある。
引用する。《》内

《中学生とはどんな年代なのか、診察室で見えてくる中学生はどんな特徴を持っているのか、少年事件を通じて見えてくる特徴は何なのか。この三つのテーマを貫く、共通する流れは、個人を大事にしていく、自分というものを大事にしていくことです。一人ぼっちであるということは人生にとって必要なことだし、ものすごく重要なことなんだ、逆に無理やり集団に参加していくこととか、友達がたくさんいるということは、せいぜい2番目か3番目に大事なのであって、この順番を間違っては決していけないという話をずっとしてきました》           


2012/01/22 (日) 18:57 | 講演会・上映会
- | comments(0)


2018/06/01 (金) 18:57 | -
- | -
同じカテゴリの記事
この記事へのコメント

コメントする