日記・・・身近な暮らしで

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2018/06/01 (金) | -
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しまね教育ビジョン21について、今年度、議論する場は、もうないので、
会議中に説明し切れなかったことについて、事務局にメールで送った。
学校給食ひとつとってもこれまでの歴史から話して現状、問題点まで
説明すれば、どれだけの時間がかかることか、、。
こまかくは、いろいろあるが、メールでは、最小限に絞った。
内容については、高山幸子が加筆した。



      ビジョン21への意見
                                 
                                   倉塚香織

 施策1「心身の健康を大切にした教育の推進」にあった「健康教育の推進」は、改訂案では「生活習慣の改善」に変わり、「食の教育の充実と地産地消」は形を変えて「生活習慣の改善」に残されましたが、「個を大切にした学校保健・安全教育の推進」は全て切り捨てられました。
今、子どもたちの心や身体の健康はさまざまな危険に曝されています。もちろん、子どもたちに関わるおとなは子どもたちの保健や安全を守るための研修を受けなければなりませんが、子どもたち自らの自分たちの心身を健康に保ち、危険から守る力を育む必要があります。通学路の危険性や災害時の対応などに関する現行の安全教育は子どもたちの心身を守るだけでなく、どうすればいいかを具体的に考えることで思考力・判断力を身に付けさせ、自信や自己肯定感を育んでいます。
 子どもたちに必要なのは、自らの心身がどのような危険に曝されているのかを知り、自分の力でなにができるかを考え、必要な場合は仲間や大人に助けを求めることのできる力です。シックスクールや農薬被曝の問題では、子どもたちに学校を通じて化学物質による健康被害の具体例や対策が周知されつつあります。出雲大社における農薬被曝では、一歩踏み込んだ学習を受けていたら、高校生は散布直後の散布地域内には立ち入らなかったでしょうし、仮に立ち入ったとしても、農薬を浴びたら、その事実を家族や教職員に告げ、農薬を洗い流すなどの処置を受けることができたでしょう。同様に、野球部の熱中症についても、気温の高い日の水分摂取の必要性について教育を受けていたら、指導の先生には直接言えなくても、保護者や教職員に相談することができたでしょう。
これから先もさまざまな問題が起きてくると思います。問題が発覚したら速やかに情報収集し、保護者や教員だけでなく、子どもたちにも周知して、自らを守るにはどうすればいいかを考えさせて下さい。学校保健委員会などへの周知も含めて新しい情報の提供がこれから先、ますます重要になってくると思います。防犯教育では進められつつありますが、助けを求めることは、自分だけでなく、他の子どもたちも危険から守ることになると繰り返し伝えて下さい。

 食育については、なぜここまで朝食を取ることにのみこだわるのかが、よくわかりません。朝食を取っていなくても体調も集中力も損なわれていないのなら、それでいいのではないでしょうか。
大切なのは健康管理で、朝食を取ることではないと思います。朝食を抜くことで体調不良や集中力の低下を招いているとしたら、大切なのはそういう状態に陥っていることに気づくこと、どんな朝食を取れば健康を取り戻せるかを考えて、対策を取ることです。保護者だけでなく、子どもたちの、保護者に頼んだり、自分で作ったりして朝食を取る力、
そうできないのなら、誰かに相談できる力も養う必要があります。
朝食を取ったかどうかのみをたびたび、学校で調査することにどれだけ意味があるのでしょうか。私の周りでは「適当に答えている」という保護者が私も含めて多いことを考えると、不要ではないかと思います。
 また、食については、栄養管理だけでなく、現行の教育で子どもたちが学びつつあるもっと大切な側面があります。子どもたちは地域のイベントや交流授業で、みんなで同じ物をたべたり、作ったりして楽しく学んでいます。1つは「食の楽しさ」です。楽しく食すること、おいしいものをたべることは、生へのエネルギーを引きだします。もう1つは「食に関する感謝」です。もう一歩踏み込んで教えていただきたいのは、なにをどうたべるかの選択は、だれにでもできる社会参加であるということです。地産地消は、地域の農林水産業を支えることでもあり、環境を守る運動でもあります。また、食農教育の推進も是非残してください。(ビジョン21の33P)農業体験を取り入れている小学校がまだ60パーセントですから、もう少し引き上げる必要があるのではないでしょうか。

 学校給食についても、安全・安心を確保し、地産地消を推進するには、800食規模までが望ましいと言われています。たべものは、作る人とたべる人が近いほど美味しいのは誰もがわかっていることです。平成の大合併を経て、今、望ましい形で続いている給食まで合併してしまうことがないよう、今の規模でできるだけ続けられるような項目が欲しいと思います。たとえば、「地産地消を実施するために給食は、自校方式か、規模の小さいセンターが望ましい」というような文言を付け加えることができないのでしょうか。(学校給食の栄養士だった方によると、5000食以上になると、食べ物を作っていると言う感覚がなくなるそうです。)
 P27の地産地消の推進と安全な食材の提供の「学校給食への地元野菜の導入割合」の目標値は、ここのところの食材をめぐる事件のことを考えても、是非、残して欲しいと思います。できれば、給食にも美味しいということと、楽しくいただくをどこかにいれていただきたいです。

 5の「地域への愛着と誇りを育む教育の推進」という見出しは、違和感があります。
先月、飯南町のふるさと教育の発表を見ましたが、地域のことを調べていったとしても、それだけで愛着と誇りが生まれるとは限りません。それは、私たち大人が積み上げてきた社会のありようですから、仕方のないことです。
 まずは、地域社会に生きるものとして、その地域のいいところも悪いところも含めて、ありのままを知り、よりよい地域にするために、どうしていけばいいか主体的に参画し、
地域のひとたちと協働して、知恵を出し合いながら変えていったり支え合ったりする力を育むことが必要ではないでしょうか。できれば、元の「地域社会に主体的に参画していく力を育む教育の推進」に戻していただきたいと思います。


2018/06/01 (金) 20:50 | -
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