日記・・・身近な暮らしで

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暮らしの中で見たことや感じたこと、考えたことを
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2018/06/01 (金) | -
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  無人ヘリによる農薬散布について各地から問い合わせや不安の声が届いている。
島根県内の無人ヘリによる農薬散布の計画は、各自治体のホームページに載っている。
散布の時間が、早朝であっても午後から気温が上がると空気中に農薬が漂う恐れがある。

特に、登下校の児童生徒は、身長などを考えても被害にあいやすいので、情報や健康状態に注意をしてほしい。

島根県は、こちらから

出雲市はこちらから
  今年も無人ヘリが飛んでいる地域の方から、問い合わせがあったが、安全対策の協議会が立ち上げられた、との報道を新聞で見た程度だったので、不十分なことしか話せなかった。
先日、やっと、高山幸子と島根県の担当課にいくことができた。
できるだけ、確かな情報を得たいので、関連の文書を情報公開請求をした。
文書名は「無人ヘリの農薬散布の現状と事故及び安全対策に関する文書一切」

全国的には、散布中の事故も起こっており、事故の把握と安全対策についても担当課で聞いてみた。県内では、電線や電柱にプロペラがあたって落ちるケースが3件報告されているとのことだった。
また、不安定な気候や農業に携わる人の高齢化などから、散布面積は増える傾向にあるということだった。


全国各地の無人ヘリの事故(青字の部分)

○農薬散布中の無線操縦ヘリ墜落、直撃され男性死亡(19日)

19日午前10時50分頃、北海道せたな町の水田で、農薬散布作業中の無線操縦ヘリ(全長約3・6メートル、重さ約58キロ)が約3メートルの高さから墜落し、下にいた同町、農業工藤正剛さん(52)の左腰に衝突、工藤さんは約3時間後、外傷性ショックで死亡した。


 せたな署の発表などでは、工藤さんは午前6時頃から仲間4人と農薬散布作業をしていた。ヘリは仲間が操縦していた。同署で墜落した原因を調べている。操縦者は無人ヘリ操縦の資格を持っていたという。

(2010年7月19日20時34分  読売新聞)

http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-2c40.html

○今年の8.13
 岩手県藤沢町黄海で、農薬散布用の無人ヘリコプターが高圧線に接触して断線し、停電

8.01
 茨城県笠間市で農薬散布中の無人ヘリコプターが工場に墜落し、出火

http://hikumano15.blog.so-net.ne.jp/2010-09-06



横山小プールの水質を調査 無人ヘリ墜落で三川町教委
2008年07月31日 16:10

ゴムボートを使って、プールの水を採取する業者=午前11時6分、三川町・横山小三川町の横山小のプールに30日夕、近くの水田で農薬を散布していた無人ヘリが墜落した事故で、町教育委員会は31日午前、プールの水が汚染された可能性があるとみて、児童へのプールの開放をやめて水質調査を始めた。

 農薬は、殺虫殺菌に効果がある「アミスタートレボンSE」で、事故当時は8倍に希釈していたという。JA庄内たがわ三川支所の委託を受けた三川南部無人ヘリ防除組合員4人が散布していた。タンクと散霧ノズル間に滞留していた約500ミリリットルについて、プールに混入した可能性があるとみられる。

 この日は午前11時ごろから、鶴岡市内の業者が小型ゴムボートを使い、表面と中層部の計10カ所の水を採取。吸着マットをプールに浮かべて、ヘリのエンジンなどから漏れたとみられる油の除去作業も行った。
 同校は25日から夏休みに入り、28日からは平日に限って、午前10時半−11時半、午後1時半−3時の時間帯で児童たちにプールを開放していた。坂本慶治校長は、山形新聞の取材に対し「安全であるべき場所で起きた事故で、残念でならない」と語った。

 一方、町教育委員会は午前10時半から臨時の校長会を町役場で開き、プールの安全が確認されるまで、横山小の児童が町内の東郷小と押切小のプールを利用できるようにすることを決めた。

http://yamagata-np.jp/news/200807/31/kj_2008073100545.php

○農薬散布中の無人ヘリ不明 三川・風に流され操作不能
2008年08月24日 09:30
 23日午前6時ごろ、三川町猪子の田んぼで、同町の成田新田生産組合無人ヘリ防除(大滝進代表)のリモコンヘリが農薬を散布中、東風で西に流され操作不能となり、行方が分からなくなった。庄内沖へ飛んで行ったとの目撃情報もある。


 鶴岡署の調べによると、行方不明になったのは、ヤンマー製のリモコンヘリで、全長2メートル、幅1.5メートル。機体は白地で、側面に紫と赤の線が入っている。ヘリには農薬タンク(容量8リットル)が2つ付いており、残量は8リットルほどだった。

 農薬は「スタークル」というカメムシ防除用の殺虫剤。同組合はJA庄内たがわ三川支所の委託を受け、6人態勢で同日午前5時半ごろから農薬をまいていた。ヘリは産業用無人ヘリコプターオペレーター技能認定証を持った人が操縦していた。現場はイオン三川ショッピングセンター近くで、庄内空港から1.2キロほど東。同空港に墜落したとの情報はないという。山形地方気象台によると当時、この付近は風速11メートルの東風が吹いていた。

 同町では7月30日、横山小の近くの田んぼで農薬を散布していた無人ヘリが、操作ミスで同校のプールに墜落する事故が起きたばかり。

 大滝代表は山形新聞の取材に対し「風に流された今回は、(操縦ミスの)横山小の事故とは違うもの」と強調。今後の対応については「何も話すことはない」とした。

庄内沖に飛んだ?−釣りの男性が酒田で目撃
 酒田市浜中の砂浜でキス釣りをしていた酒田市内の男性会社員(44)が23日早朝、庄内沖へ飛んでいくヘリを見つけた。当時、東風が吹いていたという。男性がヘリを目撃したのは午前5時半ごろから同6時ごろまでの間。ヘリは50メートルほど上空を東から飛んできた。乾いたプロペラ音と大きさでリモコンヘリだと気付き「誰かが近くで操縦の練習をしている」と思ったという。

 ヘリは海の方に飛んで行ったため、「庄内空港から人が乗って飛び立ったヘリかもしれない」と考えたが、同日夕、三川町でヘリが行方不明になっていると聞き「あのヘリかもしれない」と鶴岡署に届け出た。

http://yamagata-np.jp/news/200808/24/kj_2008082400422.php



2010/10/25 (月) 05:30 | 無人ヘリによる農薬散布
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 県内の無人ヘリによる農薬空中散布が始まっている。
NOUSAI出雲に聞いたところ島根県のホームページに散布の情報を出しているとのこと。
検索して、やっと出てきたが、なんだかわかりにくい・・・
無人ヘリコプターによる農薬散布についての情報は
こちらから

 18日付けの島根日日新聞は、無人ヘリの農薬散布の安全防除推進協議会が設立されたと報じている。

これについて、私たちは住民の方から健康被害を受けたと、知らせていただいたので
要望書を提出していたのに、会議の開催について知らせていただけなかった。会議は、マスコミ以外は、公開されていなかったのだろうか。
ひとつひとつを透明化していくことこそ安全への第一歩であるはずなのに。

出雲市では、2008年度には1200人以上の市民が農薬空中散布によって健康被害にあい、それまでも少なくない市民が健康被害にあっていることがわかっている。
ここまでの事故に至ったのは住友化学が安全性の試験の結果を隠していたことに発端がある。
そのために市が主催した協議会や説明会では、権威あるはずの大学教授が、それを鵜呑みにし、スミチオンは少々かかっても安全と言い続けていたからだった。

同じことを繰り返すことがあってはならないと思う。

この協議会に女性は参加していたのだろうか・・
健康不安は、どこで受け止めてもらえるのだろうか・・・

この記事を見る限りは何もわからない。
記事は青字部分

http://www.shimanenichinichi.co.jp/kiji/show/11869


無人ヘリの安全防除へ協議会発足/出雲で設立総会

水田などへの農薬散布に用いる産業用無人ヘリコプターの適正使用と安全運航の推進を図る「島根県無人ヘリコプター安全防除推進協議会」の設立総会が十七日、出雲市大津町の島根県出雲合同庁舎であった。
 同協議会は、全国農業協同組合連合会島根県本部、島根県農業共済組合連合会、県内JA、県内農業共済組合、島根県で組織。
 設立総会では初めに、島根県農林水産部農畜産振興課食料安全推進室の牛尾博文調整監が、「農業者が減り、高齢化が進む中、効率的に農薬を散布する上で、無人ヘリは重要なアイテム。一方で、環境や安全・安心への住民意識の高まりがあり、これらをしっかり受け止めて対応することが求められている。活動を充実させ、安全意識や技術を高め、県民の期待に応えていきたい」とあいさつ。
 続いて、同協議会の規約を制定し、同協議会会長に全国農業協同組合連合会島根県本部営農資材部の坂本忍部長、副会長に出雲広域農業共済組合農産課の上代勇課長を選任。無人ヘリのオペレーターを対象とする安全運航の研修会や、空中散布実施の事前周知用チラシの検討などの新年度事業計画を決めた。
 設立総会後には、農林水産航空協会の今村哲夫氏が「無人ヘリ事業をめぐる情勢等について」と題して話す研修会も開かれた。
 島根県内における無人ヘリは二十五機が稼動しており、無人ヘリの操縦資格を持つオペレーターが百二十六人いる。無人ヘリによる空中散布の実施面積(水稲や麦、大豆など)は約七千haとなっている(今年度速報値より)。


  7月9日付けで「無人ヘリ農薬空中散布の周知と安全対策を求める要望書」を提出した。どこで、何をどういう方法で散布しているのかがわかると、健康被害を避けることができるし、体調を崩した場合の原因がわかるのですぐに対処できる。

より、多くのひとに情報が、いきわたってほしい。

特に、子どもの施設には、丁寧な周知が必要だ。
校外学習の機会が増える季節でもある今は、先生方にも適切な対応ができるような情報を提供してほしい。
私の手元に届いた学校から出されたお知らせは、あまりにも簡単で、保護者の方が何のことかわからないと言われるのもよくわかる。

こうした不安に答える方法で安全対策をとってほしい。

提出した要望書はこちらから
 旧出雲市内西部に住む市民から、無人ヘリの農薬空中散布の周知の回覧の写しが届いた。
北部に配布されたものと同じ様式になっている。
至急、回覧と大きく書かれているが、連絡先が明記されていないし、この前と同じように終わりの時間がない。
農薬を被爆して健康被害を受けた場合は、どうなるのだろう・・・
この前、健康被害の連絡があったことを「NOSAI出雲」のほうにも知らせたが、なにか、対策を考えていただけただろうか

人によっていろいろな症状が出るが、目、鼻、のどなどに痛みなどを感じたらできるだけ早く洗い流すと、症状を軽減できる。
出てくる症状や、対処法、指定の病院、詳しい時間と場所の周知をできるだけ広い範囲にしてほしい。
無人ヘリによる農薬空中散布が始まっている。
健康被害が出ていることを、化学物質過敏症の高山幸子に知らせたら
斐川でチャイルドラインしまねの公開講座があったが、取りやめることにしたと連絡があった。

実施の日時などは以下のとおりになっている。
こどもの登校の時間帯と重なっているので注意が必要だ。

 1.実施予定日   6月23日〜8月26日
2.実施予定区域  出雲市・斐川町
3.実施予定作業名  空中防除<無人ヘリコプター>
4.対象作物(品種)名、病害虫名及び面積
  対象作物名  水稲
  病害虫名   いもち病、紋枯病、ウンカ類、ツマグロヨコバイ、カメムシ類他
  防除面積   延べ面積(斐川町) 25274.2アール
           延べ面積(出雲市)195447.2アール
           延べ面積合計   220721.4アール
5.散布農薬
   1)農薬名及び希釈率
      トレボンエアー               8倍
      ロムダンエアー             16倍
      ビームエイトスタークルゾル       8倍
      バリダシンエアー             8倍
      ビームエイトトレボンゾル        5倍
      ビームエイトゾル             8倍
      MR.ジョーカーEW           16倍
   2)剤型                 液剤
   3)散布量(リットル/10a)
        0.8リットル/10a
6.危被害防止対策
    学校、病院、警察、中国電力、NTT、出雲空港及び、実施区域に係る居住者等〜
    事前連絡(文書、口頭)
7.防除委託先業者名及び操作要員氏名(作業を委託する場合)
   1)業者名、出雲地域無人ヘリコプター作業受託組合
   2)使用機種名、散布装置
     使用機種  ヤマハ R MAX
     散布装置  ノズル  L15A

園地区   7月3日  8月10日  8月20日
荒茅地区  7月1日 7月10日 8月10日  8月20日
高松地区  6月25日  8月7日
出雲農林高校  6月25日  8月7日
高浜地区   6月25日  8月7日 8月8日 8月26日
鳶巣地区   6月26日 
窪田地区  7月26日  8月8日
西須佐地区  7月26日  8月3日
江南地区    7月5日  7月20日  7月26日 8月3日
荒木地区   7月8日  8月9日
遥堪地区   7月3日  7月6日 7月28日 8月8日 8月12日 8月20日
上津地区   8月17日
神門地区   7月5日  8月22日
神西地区   6月27日  8月9日
灘分地区   7月1日  7月10日 8月4日 8月10日  8月20日 8月19日 8月25日
平田地区   6月26日 8月5日
国富地区   6月28日  7月22日 8月4日  8月18日
東地区    6月27日  7月2日 7月19日  8月2日  8月7日
久多美地区 7月19日  8月2日
桧山地区   6月23日  7月19日 8月12日 8月20日
西田地区   6月30日  7月23日  8月5日
伊野地区   7月11日  7月25日  7月26日
荘原地区  7月25日  8月20日
伊波野地区  6月26日  6月30日 7月10日 7月23日 8月5日 8月21日
出東地区   7月22日 7月23日 8月1日 8月3日  8月12日 8月25日
 旧市内の北部にすむ人から、無人ヘリによる農薬散布の通知がきたが、子どもたちに影響がないか心配している、との電話があった。

日時は、6月26日(金)午前5時30分から
対象品種は、全品種で40ヘクタール
使用薬剤は、トレボンエアー(殺虫剤)
対象病害虫は、ウンカ類、ツマグロヨコバイ、カメムシ類、イナゴ類、コブノムイガ

10年ぐらい前に、他県から引っ越してきた人が、きれいな空気を求めて出雲に来たのに近所で無人ヘリの農薬散布があって、がっかりした。散布の時期は県外に出るようにしている、と
言われたのを思い出した。
ずっと、続いていたのか、今年、特別害虫が発生したのか、詳細はわからない。

カメムシなどにやられて等級や収量がさがっても、固定的に学校給食などのために買い取るような仕組みを作ることはできないだろうか。
見た目がわるくても味は変わらないし、農薬を使っていないから安心して子どもに食べさせられる。
もともと、見た目を等級で区別することもおかしいと思うけど・・・
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